京都のれん株式会社が取り組むSDGsとは?

京都市中京区に本社を構える京都のれん株式会社は、
暖簾や風呂敷などの製造販売を行っている会社です。

オリジナル暖簾のオーダーも可能な京都のれん株式会社は、
「あなたの為にできることを考え続ける」を企業理念に掲げており、
SDGsにも積極的に取り組んでいます。

京都のれんの理念

SDGsとは持続可能な開発目標のことで、地球環境の保護や貧困対策など
社会全体が抱える問題や課題を解決しつつ、経済的な発展も目指していくという取り組みです。

17の大きなゴールと、そのゴールを達成するための169のターゲット、
232の指標から構成されている目標で、2015年の国連持続可能な
開発サミットで採択されました。

京都のれん株式会社では、冷暖房効果の向上によって省エネや気候変動対策につなげるために間仕切り暖簾の普及を促進したり、染色工程で水を汚染しない昇華転写と呼ばれる染色方法を積極席に採用したりしています。

また、急ぎでない発注を障がい者作業所に依頼することで不平等の解消を図る、
定期健康診断を全従業員に実施したりインフルエンザ予防接種費用を
会社が負担したりすることにより、スタッフの健康を守るといった取り組みも行っています。

京都のれんが取り扱うエコトロマットとは?

上記の通り、京都のれんでは積極的にSDGsに取り組んでいますが、
エコトロマットの採用も京都のれんが行っている活動のひとつです。

現在、暖簾などに使われる生地はポリエステル100%が主流となっていますが、
エコトロマットは植物由来合成繊維45%以上(バイオベース合成ポリマー含有率12%)で、
環境に優しい生地となっています。

エコトロマット素材

バイオベース合成ポリマーとは、自然界の動植物から持続的に得られる資源で、
これを用いることで地球環境の保護につながります。

また、現在プラスチックごみによる海洋汚染が深刻化していますが、
この生地を採用することでプラスチックごみの削減につながり、
SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」を実現することが可能です。

また、目標6の「安全な水とトイレを世界中に」、目標8の
「働きがいも経済成長も」、目標12の「つくる責任つかう責任」にも大きく貢献しています。

なお、この生地はエコマーク認定商品となっているので、
京都のれんにオーダーした場合、暖簾自体にエコマークを印刷することが可能です。

エコマークが印刷された暖簾を使用することで、環境対策に
積極的に取り組んでいることをアピールすることができます。

 

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